美命mikotoの原点は、母にあり!?
私の母は、もてなし上手な人でした。
突然友人を家に連れて来ても、お酒やお茶、家にあるものでみつくろった料理が、
どこから出してくるのか(笑)、来客用の器で、テーブルをセットしていました。
我が家での会食なら、「料理は余るくらいでちょうどいい」という母のコンセプトの元、
何日も前からメニューを考え準備をし、当日、テーブルには乗り切れないほどの料理が並びます。
その器はやはり、普段使いしていない来客用(笑)。ふだん使いの器は決して出さない母でした。
人が家に来ることを厭わず、そのときにできる範囲の、無理をしないもてなしをする・・・
そんな母を見て育った私は、大人になって、母と同じことをしていました。
母は二年前に他界しましたが、そのもてなしの姿勢は、今も私の中に深く根付いています。
友人たちを家に招き、よく食べよく飲み語らい笑う・・・
いわゆるホームパーティを開くことが、趣味のようなものでした。
しかし、私は料理が得意でも、料理をすることがとても好き、というわけでもありません。
我が家のテーブルに並ぶのは、完全なる家庭料理。
テーブルを華やかに、家庭料理をハレの日の料理に変えるのは・・・・・器!
そこに気づいた時から、器好きになり、やがて、美命mikotoが生まれました。
こう考えると、美命mikotoの原点は母! なのです。
そして、おもてなしにおいしい料理は欠かせませんが、
何より大事なのは、ゲストがまるで自分の家にいるように、
気兼ねなくリラックスできる、居心地のいい空気をつくること。
これこそ、私が母から教わったことでした。
「おもてなし」の語源は、「御 持て成し」で、何かを持って、
または何かを使って(働かせて)成し遂げるという意味。
その「何か」は、相手を敬う、大切に思う心。
つまり、「おもてなし」とは、相手に心を働かせ尽くし、成し遂げること。
とても美しい日本語であり、「おもてなし」もまた、日本の心、精神性を表す言葉なのですね。
そんな言霊の中で生きているのが私たち日本人。
日本の心を表す言葉探検は、私の新たなミッションになりました!
美命mikotoが大切にする日本の文化や伝統は、
母から学んだおもてなしの精神が根底に流れています。
美命mikotoの器は、その精神性を象徴する存在です。
お客様がそれぞれの家庭で、
日常の食卓を特別なものに変えるお手伝いをすることが、私たちの喜びでもあります。
これからも、母の教えを胸に、
日本の美意識と心の豊かさを世界に伝えていきたいと思います。

↑これは成城石井のカッペリーニを盛り付けただけ・笑
