​代表プロフィール

佐々木 明美 (Akemi SASAKI)

1964年(辰年)生まれ。秋田県出身。

​雑誌や本を作る仕事に20年

 子供の頃から好きなものに囲まれていたいという志向が強く、実家の建て替え時に設計や建材選びから関わり、インテリアや雑貨全て、好きなもので揃えた自分の部屋は、15歳の自分にとっては最高の城だった。今になって、その志がこの器の仕事の源流になっていることに気づく。

その頃から描いていた夢は新聞記者になること。遠回りしつつも、新聞ではなく雑誌ではあったものの、夢叶い、取材したり記事を書いたりと、編集者として約20年間、雑誌や本をつくる仕事に携わることができたことは生涯の宝物。

​紙から土へ 雑誌から器へ

 40歳を直前に、新しいことに挑戦してみたいと、次に描いた夢が、器のブランドを持つこと。なぜ? 欲しい器に出会えないと思っていたころ、陶芸家にならなくても、自分で土をこねたり絵付けをしなくても、本や雑誌をつくるやり方で、器をつくることができると知ったから。紙が土に、雑誌や本が器に。私にとっての違いはそれだけ。

​コンセプトは縁起のいい器

 コンセプトワークを開始した時、かつて一緒に仕事をしていたある方に、「運のいいものを持ちなさい、買いなさい」という教えをいただいていたことを思い出す。私がつくる運のいいものとは? そこから紐解きをし、宇宙と自然と人は一体である、という東洋の「陰陽五行思想」と、「吉祥柄」に行き着く。自然とともに生きてきた日本人は、絵柄に願いや祈りを込めて、着物や道具を作ってきたことを知り、その心を継承し、器に表現していくことに。そうして2005年(酉年)に立ち上げたのが、器のブランド「美命mikoto」。

 

 模索し迷走しながらも、トライ&エラーを繰り返しながらも、前に前にと向かっていけば、

決意する→動いてみる→出会う→広がる→動く→動く→決意する→動く→出会う→新たな展開

こんな循環ができるということ学び、それが自分の土台となっている。

 

 2016年(申年)、「モノ コト ヒト つなげる つながる」をコンセプトに、ギャラリーサロン「美命の会所」を九段下(東京)にオープン。ここでは、日本の文化を軸にした、講座やワークショップも開催。「日常の中に 器で〝日本の心〟をつなぐ」、という夢を叶えるべく奔走中。